板組の小箱制作

2023-12-10 15:12:15

森林たくみ塾
木工制作

高山では 11 月の中旬頃に雪がうっすら積もりました。

それ以降は朝方は氷点下を少し下回るくらいまで冷え込み、日中は晴れていると暖かいといった日が続いています。

工房内は薪ストーブが復活しており、休憩時間になるたびにストーブで暖を取ってます。

本格的に寒くなってくるとマイナス 15 度くらいまでは寒くなるという話を聞いて怯えていますが、今んところは問題なく生活できています。

近況報告

最近はドローンを入手して、週末にそれを飛ばして遊ぶことが多かったです。

DJI の mini2 というのを購入しました。

https://www.dji.com/jp/mini-2

もともとは普段見ているたくみ塾の裏山を空から見てみたいと思っていたので、まずはたくみ塾の周りで飛ばしました。

想像していたよりもキレイな動画が撮影できて、なおかつ動画の編集も簡単にできてテンションが上がりました。

Instagram の方にいくつかアップしているので、今後も機会があれば色々と撮影していこうと思います。

本題

鉋の仕込みは満足している出来に達していませんが、既に全体の課題進捗が遅れているそうで、次の課題が既に発表されました。

次の課題は木箱の製作になります。

一通り手道具の仕込みが完了し、製作課題に入ります。

これまで全員が同じ課題をやっていたのに対し、自分で設計し、加工する課題に入っていきます。

手道具の課題が散々だったので、大丈夫なのかという不安はありますが、心機一転、いい結果となるように取り組んでいこうと思います。

(鉋の仕込みや下端定規の課題は時間を見つけて、裏で粛々と取り組んでいく予定です)

審査

製作課題では、まず塾生が各々で作るものをデザインし、スタッフの審査を受けます。

審査を経て、製作に進んで問題ないとなれば、材料を出してもらうことができます。

審査では箱の寸法や材料、使用目的や仕口などの詳細仕様などを細かく伝える必要があるので、入念な準備が必要になります。

審査は一度で合格することはないらしく、準備不足だとボコボコにされるらしいので、気を引き締めて臨もうと思います。

箱の課題ということは事前から聞いていたので、何を作ろうかなと考えていましたが、最終的にはジュエリーボックスを製作することにしました。

今は審査のために模型(モック)の製作や図面の製作を進めています。

CAD を学ぶ

図面についてはきちんとした説明はないのですが、中級生は CAD で製作した図面を審査に持っていっていました。

特に図面の製作方法についての指示はないため、当初は手書きの図面を持ち込もうと考えていましたが、手書きの方が難易度が高いように思えたので、CAD を学ぶことにしました。

中級生は JW-CAD と Fusion360 のいずれかを使用していたので、Fusion360 を利用することにしました。

数日触ってみた感じで何とか箱物の図面っぽいものは描けるようになりました。

図面.jpg

年末にむけて

今年も残りわずかになってきました。

年末はお休みを頂けそうなので、いつも通り帰省する予定です。

滅多にない長期休暇なのでしっかりリフレッシュして、年明けてからの実習に備えたいと思います。

気がつけば 2 年間はあっという間に過ぎてしまいそうなので、この期間に何をやりたいのかを考えたいな。

引き続き、ケガには気をつけて参ります。

<< 鉋を仕込む | 2023 年振り返り >>